た形は、あなたの「物語」
共有
「た形」を使う瞬間は特別です。
「話せた」「伝えられた」「わかった」——
それは、その人の中で何かが「できた」「完了した」瞬間です。
た形は、過去を表す形ではありますが、それだけではありません。
それは経験を語ることばであり、「私の物語」という実感を育てる力があります。
た形を通して語られることばは、
聞き手との間に共感やストーリーを生み出します。
「行ったことがあります」「食べたことがあります」——その一言が、心をつなげることもあるのです。
だから私は、た形をテーマにするとき、文法だけでなく、
その人自身のストーリーを引き出すように使いたいと思っています。