几帳
01
由来
几帳と御簾は、平安貴族の広い邸宅の中を仕切った調度で、部屋の飾りも兼ねていました。御簾は細い竹のひごを編んだすだれで、向こうが透けて見えます。几帳は二本の柱に横木を渡して布を垂らしたもので、人の姿を視線からさえぎるために立てられました。のちに、こうした王朝の調度は源氏物語の絵などから取り出されて、草花や物語の絵と組み合わせためでたい柄になっていきました。
02
帯の上では
几帳の布そのものにも文様が描かれたり織られたりし、白地に朽ちた木の木目をあらわした朽木形もその一つでした。帯の上では、雲取りの陰から几帳がのぞいて菊や萩が咲いたり、紗の帯の幅の半分近くに御簾が渡って楓が散ったりします。几帳や御簾、檜扇、薬玉などを組み合わせた柄は、内裏文様とも呼ばれます。
03
贈るなら
新しい部屋で暮らしを始める人や、静かな時間がほしい人に。ほっと休める場所があってほしい人へ。
持ち帰る言葉
内裏文様(だいりもんよう)
几帳や御簾、檜扇など、王朝の調度を組み合わせた柄の呼び名です。
二つの問い
几帳の柄にはどんな意味がありますか。
光の通う、自分だけの静かな場所を。新しい部屋で暮らしを始める人や、静かな時間がほしい人に。
几帳の柄はどこから来ましたか。
几帳と御簾は、平安貴族の広い邸宅の中を仕切った調度で、部屋の飾りも兼ねていました。御簾は細い竹のひごを編んだすだれで、向こうが透けて見えます。




