柄の願い

菊

長く、気高く。

長く生きる →

01

由来

菊は古く中国から伝わったとされる花で、かの地では長寿をもたらす花と考えられていました。花びらが中心から幾重にも開き、ほかの花が枯れたあとまで、秋の深まりに咲き残ります。九月九日の重陽の節句には、菊に真綿をかぶせて夜露を移し、その綿で身をぬぐって長寿を願う習わしがありました。布の上では、大輪の花から小さな丸い花まで、さまざまな姿で描かれてきました。

02

帯の上では

帯の上では、大輪に咲いたり、水に流れたり、小さな丸い花になって地に散らされたりします。生成りに朱と緑と金で、菊と松と花の丸が重なる一枚。黒地に金と橙で、六角の中に黄緑の菊が咲く一枚。

03

贈るなら

長寿のお祝いや、秋の贈り物に。静かな品格を、これからも長く保っていてほしい人へ。

持ち帰る言葉

重陽の節句(ちょうようのせっく)

九月九日の節句。菊の節句とも呼ばれ、長寿を願う日とされてきました。

二つの問い

菊の柄にはどんな意味がありますか。

長く、気高く。長寿のお祝いや、秋の贈り物に。

菊の柄はどこから来ましたか。

菊は古く中国から伝わったとされる花で、かの地では長寿をもたらす花と考えられていました。花びらが中心から幾重にも開き、ほかの花が枯れたあとまで、秋の深まりに咲き残ります。