柄の願い

松

冬を越えて、変わらぬ緑を。

長く生きる →

01

由来

松は、ほかの木が葉を落とす寒い季節にも、緑の葉を保ちます。何百年も生きる木としても知られ、長寿と、変わらない心の願いが重ねられてきました。松は神が依る木とされ、お正月には門松として門口に立てられてきました。能舞台の奥の板に描かれた一本の松も、神が降りる松をあらわしているといわれます。

02

帯の上では

帯の上では、一本の木として立ったり、丸くまとめた松葉が地に散らされたりします。生成りに朱と金と黒で、蔵の並ぶ景色に松と鶴が描かれた一枚。生成りと金の地に、雲と梅と並ぶ一枚。緑と朱と金で、丸紋の中に菊や扇と収まる一枚。

03

贈るなら

お正月や長寿のお祝い、結婚に。支えてくれた人に、これからも長く元気で、と願って。

持ち帰る言葉

常磐(ときわ)

いつまでも色の変わらないこと。一年を通して緑を保つ松を、常磐の松と呼んできました。

二つの問い

松の柄にはどんな意味がありますか。

冬を越えて、変わらぬ緑を。お正月や長寿のお祝い、結婚に。

松の柄はどこから来ましたか。

松は、ほかの木が葉を落とす寒い季節にも、緑の葉を保ちます。何百年も生きる木としても知られ、長寿と、変わらない心の願いが重ねられてきました。