柄の願い

亀甲

長い命と、そっと守られる日々を。

01

由来

六角形をつないだ柄です。六角形は西アジアの古い品にも見られる形で、やがて亀の甲羅に見立てられ、亀甲と呼ばれるようになりました。亀は万年生きるといわれ、硬い甲羅はその下にあるものを守ります。そこで六角形には、長寿と、身を守るものという二つの願いが重ねられてきました。六角をつないで格子にしたり、三つを組み合わせたりして、中に花や小さな柄を抱くこともあります。

02

帯の上では

帯の上では、六角のひとつひとつに花を抱く格子になったり、ほかの柄を載せる地になったりします。黒地に朱と金と銀の六角が、菊や紋のような花を抱く一枚。多色に金を合わせ、六角を組み合わせた一枚。白地に金の亀甲と雲取りが出会う一枚。

03

贈るなら

長寿のお祝いや結婚に、鶴と並べて贈られてきました。近くにいても遠くにいても、守られていてほしい人へ。

持ち帰る言葉

鶴は千年、亀は万年

長寿を祝う言い回しです。鶴と亀は長く生きるものの代表として、祝いの席で並べて語られてきました。

二つの問い

亀甲の柄にはどんな意味がありますか。

長い命と、そっと守られる日々を。長寿のお祝いや結婚に、鶴と並べて贈られてきました。

亀甲の柄はどこから来ましたか。

六角形をつないだ柄です。六角形は西アジアの古い品にも見られる形で、やがて亀の甲羅に見立てられ、亀甲と呼ばれるようになりました。