鯉

柄の願い

流れにさからって、高みへのぼっていけますように。

高みへ・学び →

01

由来

中国の黄河には竜門と呼ばれる急な滝があり、多くの魚がのぼろうとして、わずかなものだけがのぼりきって竜になったという故事があります。滝をのぼる鯉は立身出世のしるしとなり、「登竜門」という言葉もここから生まれました。鯉は古くからめでたい魚とされ、側線の鱗がおよそ三十六枚あることから「六六魚」とも呼ばれます。日本では端午の節句に鯉のぼりを立てて、男児の出世を願ってきました。

02

帯の上では

波に躍る鯉を織り出した絹の織物は、茶人に選ばれてきた名物裂の中でも、よく知られた一枚です。流れ落ちる水が涼しさを呼ぶことから、鯉の滝登りは、絽や紗の夏の帯や浴衣の柄として好まれてきました。

03

贈るなら

受験や就職、昇進、端午の節句に。大きな坂に向かう人が、高みへ運ばれていくように。

持ち帰る言葉

登竜門(とうりゅうもん)

出世や成功への関門のこと。竜門の滝をのぼった鯉が竜になったという故事からきた言葉です。

二つの問い

鯉の柄にはどんな意味がありますか。

流れにさからって、高みへのぼっていけますように。受験や就職、昇進、端午の節句に。

鯉の柄はどこから来ましたか。

中国の黄河には竜門と呼ばれる急な滝があり、多くの魚がのぼろうとして、わずかなものだけがのぼりきって竜になったという故事があります。滝をのぼる鯉は立身出世のしるしとなり、「登竜門」という言葉もここから生まれました。