
柄の願い
鶴
長い命と、変わらぬ想いを。
01
由来
鶴は千年生きるといわれてきました。つがいになると生涯をともにし、冬の野で二羽が舞う姿も知られています。そこで人は鶴に、長寿と、末永く続く夫婦の仲という二つの願いを重ねてきました。婚礼の打掛や正月の品に、長く描かれてきた柄です。
02
帯の上では
帯の上の鶴は、丸の中で羽を広げたり、雲や松とともに飛んだりします。深い赤の地に白と金で羽を広げる鶴、白地に赤と金の水引と並ぶ鶴、黒地の雲のあいだを渡る鶴。同じ鳥でも、帯ごとに表情が違います。


03
贈るなら
結婚や結婚記念日、長寿のお祝いに贈られてきました。長く元気でいてほしい人が思い浮かんだら、その人の柄かもしれません。
持ち帰る言葉
鶴は千年、亀は万年
長寿を祝う言い回しです。鶴と亀は長く生きるものの代表として、祝いの席で並べて語られてきました。

