
01
由来
やわらかな曲線で雲の輪郭を取り、その中にほかの柄を収める柄です。大和絵では、たなびく雲や霞で場面を区切り、時の移りや奥行きをあらわしてきました。雲には神や霊が宿ると考えられ、めでたいしるしの雲は瑞雲と呼ばれてきました。雲の形の中に花や波や別の柄を入れると、空の切れ間からのぞく景色のようにも見えます。
02
帯の上では
帯の上では、雲の形が窓のようにほかの柄を囲んだり、柄と柄のあいだを流れたりします。生成りと金の地に、松と梅のあいだを雲が流れる一枚。黒地に鮭色と朱と金で、雲と鶴が出会う一枚。長いテーブルランナーでは、朱と金と白と緑の雲に扇が重なります。


03
贈るなら
門出やお祝いに。ほかの柄ともなじみやすい柄です。よい知らせがこれからも届いてほしい人へ。
持ち帰る言葉
瑞雲(ずいうん)
めでたいことのしるしとして、あらわれるといわれる雲です。
この柄の帯から
二つの問い
雲取りの柄にはどんな意味がありますか。
よい知らせが、雲のように流れてきますように。門出やお祝いに。
雲取りの柄はどこから来ましたか。
やわらかな曲線で雲の輪郭を取り、その中にほかの柄を収める柄です。大和絵では、たなびく雲や霞で場面を区切り、時の移りや奥行きをあらわしてきました。




