柄の願い

熨斗

よろこびが、長く延びてゆきますように。

実り・栄える →

01

由来

熨斗は、鮑の身を薄く長くのばして干した熨斗鮑のことで、古くは儀式の肴とされ、やがて贈り物に添えられるようになりました。今も祝儀袋に刷られた小さな熨斗に、その名残があります。のばしたものという成り立ちに、よいことが延びてゆく願いを重ねることもできます。布の上では、細長い熨斗を中ほどで束ね、色とりどりに流す束ね熨斗の形がよく知られています。

02

帯の上では

帯の上では、細長い熨斗がリボンのように布を流れ、一本一本に別の柄が入ることもあります。黒地に朱と金と白で、熨斗と松と鶴、「祝」の文字が並ぶ一枚。生成りにやわらかな色で、束ね熨斗のあいだに菊と梅の刺繍が咲く一枚。

03

贈るなら

結婚、出産、新しい門出など、お祝いの贈り物に。おめでとう、このよろこびが長く続きますように、と伝えて。

持ち帰る言葉

束ね熨斗(たばねのし)

何本もの熨斗を中ほどで束ねた柄。熨斗鮑の形をあらわした柄のひとつです。

二つの問い

熨斗の柄にはどんな意味がありますか。

よろこびが、長く延びてゆきますように。結婚、出産、新しい門出など、お祝いの贈り物に。

熨斗の柄はどこから来ましたか。

熨斗は、鮑の身を薄く長くのばして干した熨斗鮑のことで、古くは儀式の肴とされ、やがて贈り物に添えられるようになりました。今も祝儀袋に刷られた小さな熨斗に、その名残があります。