柄の願い

菱・花菱

よいことが、増えて栄えますように。

01

由来

菱形は、池の水面にどんどん広がる菱の葉からきた形といわれています。菱の中に四枚の花びらを収めたものが花菱で、宮中でも古くから用いられてきた柄です。菱は重ねたり、格子につないだり、中に花を入れたりして、形ごとに違う名で呼ばれます。増えて広がる形に、人は家や福が栄えていくことを願ってきました。

02

帯の上では

帯の上では、菱が格子になって地を流れたり、花菱がほかの柄のあいだに散らされたりします。金の地に紫、橙、水色、黄の花菱が格子に並ぶ一枚。生成りに朱と紫と金で、七宝つなぎと花菱が重なる一枚。

03

贈るなら

家族が増えるとき、新しい家庭や、栄えてほしい仕事の始まりに。その人の幸せを一緒に喜びたい相手への、品のよい贈り物に。