燕

柄の願い

春が来るたび、無事に帰ってきますように。

旅と帰り →

01

由来

燕は、柳が芽ぶくころにやってきて、日本や中国では春を告げる鳥として迎えられてきました。軒先に巣をかけて雛を育て、秋にはまた南へ帰っていきます。中国では恋の使いとされ、日本では雌雄がかわるがわる餌を運んで雛を育てる姿から、夫婦の祝いの柄にもなりました。文様では、春が来たしるしとして、柳と組み合わされることの多い鳥です。

02

帯の上では

すいすいと飛ぶ姿が軽やかで、燕はとくに初夏の柄として好まれてきました。縞の地に燕を織った帯では、縦の縞を雨に見立てて、雨に濡れて飛ぶ燕と見ることもできます。蝶とともに描かれることも多い鳥です。

03

贈るなら

春の門出や、新しい暮らしを始めるふたりに。季節がめぐるたび、元気に戻ってきてほしい人へ。

持ち帰る言葉

濡れ燕(ぬれつばめ)

雨に濡れて飛ぶ燕。縦縞を雨に見立てて、燕の柄を楽しむ見方です。

二つの問い

燕の柄にはどんな意味がありますか。

春が来るたび、無事に帰ってきますように。春の門出や、新しい暮らしを始めるふたりに。

燕の柄はどこから来ましたか。

燕は、柳が芽ぶくころにやってきて、日本や中国では春を告げる鳥として迎えられてきました。軒先に巣をかけて雛を育て、秋にはまた南へ帰っていきます。