千鳥

柄の願い

広い海を渡って、また岸に帰ってこられますように。

旅と帰り →

01

由来

千鳥は、海辺や河原にすむ小さな鳥で、多くは季節とともに渡ってきます。「千鳥」の名は、もとは数多くの鳥という意味で、群れをなして飛ぶ姿からきています。列をつくって飛ぶ雁に対して、千鳥は思い思いに群がって飛び、その自由な姿が文様になりました。干潟に寄せる波とともに、千鳥を従えて神があらわれると考えられたこともありました。

02

帯の上では

千鳥は、波や浜辺とともに描かれてきた柄です。雅楽の舞では、波の文様の衣の上に、千鳥の文様の袍を重ねて舞うものがあります。帯の上では、波や魚や貝と組み合わさったり、松や海松の浜辺に加わったりして、海辺の景色をつくります。

03

贈るなら

引っ越しや留学、長い旅に出る人に。遠くへ行っても、また帰る岸がある人へ。

持ち帰る言葉

群千鳥(むらちどり)

群れをなして飛ぶ千鳥を描いた文様の名です。

二つの問い

千鳥の柄にはどんな意味がありますか。

広い海を渡って、また岸に帰ってこられますように。引っ越しや留学、長い旅に出る人に。

千鳥の柄はどこから来ましたか。

千鳥は、海辺や河原にすむ小さな鳥で、多くは季節とともに渡ってきます。「千鳥」の名は、もとは数多くの鳥という意味で、群れをなして飛ぶ姿からきています。

ほかの柄の願い