
01
由来
貝は一つだけで描かれたり、いろいろな貝を集めた貝尽くしになったり、海辺の景色の一部になったりします。よく使われるのは蛤、帆立貝、法螺貝です。平安の宮中では、蛤の二枚の殻がもとの一対にしか合わないことを生かし、内側に対の絵を描いて合わせる貝合わせが楽しまれました。そこから貝は夫婦の固い契りのしるしとなり、貝合わせの貝と、それを納める金蒔絵の貝桶は、大切な嫁入り道具になりました。
02
帯の上では
帯の上では、六角の貝桶に一対の貝が添えられたり、房のついた紐を結んだ貝桶とほどいた貝桶が散らされたりします。金、紺、赤、青で、貝と扇が出会う一枚。
03
贈るなら
結婚や記念日、ふたりの暮らしの始まりに。貝には守りの固さの意味もこめられ、安産のお守りにされてきた貝もあります。ぴたりと合うふたりへ、守られてほしい人へ。
持ち帰る言葉
貝合わせ(かいあわせ)
内側に絵を描いた蛤の殻を、もとの一対に合わせる遊びです。一対の殻は、ほかの殻とは合いません。
この柄の帯から
二つの問い
貝の柄にはどんな意味がありますか。
ひとつの貝の二枚のように、ぴたりと合うふたりに。結婚や記念日、ふたりの暮らしの始まりに。
貝の柄はどこから来ましたか。
貝は一つだけで描かれたり、いろいろな貝を集めた貝尽くしになったり、海辺の景色の一部になったりします。よく使われるのは蛤、帆立貝、法螺貝です。

