薄

柄の願い

秋風になびく薄のように、見守られて。

守られる →

01

由来

薄は秋の野に群れて生える草で、秋の七草のひとつです。ふさふさとした穂が獣の尾に似ていることから尾花とも呼ばれ、茎や葉は屋根をふくのにも使われてきました。お月見に供えられ、穂先のささくれ立つ草には神が依るといわれてきました。祭りでは新しい薄が神の降りてくる目印とされ、奄美では畑や住まいのまわりに挿して魔除けにする習わしもありました。

02

帯の上では

薄は、萩や桔梗、菊とともに秋草の柄をつくり、古くから小袖や帯に縫い取られてきました。蝶とともに描かれることが多く、雪とともに降りてくる豊穣の神をあらわして、雪輪と並べられることもあります。帯では、色とりどりの茎として、また鹿のいる薄野として織り出されてきました。

03

贈るなら

秋のお月見や、実りへの感謝の贈りものに。見守られて、一年を豊かに締めくくってほしい人へ。

持ち帰る言葉

尾花(おばな)

穂の出た薄のことです。ふさふさとした穂が、獣の尾に似ていることからの名です。

二つの問い

薄の柄にはどんな意味がありますか。

秋風になびく薄のように、見守られて。秋のお月見や、実りへの感謝の贈りものに。

薄の柄はどこから来ましたか。

薄は秋の野に群れて生える草で、秋の七草のひとつです。ふさふさとした穂が獣の尾に似ていることから尾花とも呼ばれ、茎や葉は屋根をふくのにも使われてきました。