柳

柄の願い

どこへ行っても、根づいてゆけますように。

旅と帰り →

01

由来

柳の木や枝や葉をかたどった柄で、とくに枝の長く垂れるしだれ柳がよく描かれます。中国では、冬の終わりを告げる芽吹きの木で、枝を挿しても根づくほどの強い生命力から、めでたい木とされてきました。旅立つ人に柳の枝を贈り、年のはじめには魔よけとして門口に挿す習わしもありました。日本でも、正月の雑煮には柳の箸が使われ、祝いの酒は柳樽に入れて贈られてきました。

02

帯の上では

柳は、燕や雪、梅や桜と取り合わせて描かれることが多い木です。蹴鞠の庭には柳を植えるならわしがあり、江戸時代には柳に鞠が浴衣の柄にもなりました。能の長絹には、紺地に枝垂柳と流水を織り出したものもあります。

03

贈るなら

送別や遠くへの引っ越し、海外へ学びに、働きに出る人に。どこへ行っても、その土地に根を下ろしてほしい人へ。

持ち帰る言葉

柳に燕(やなぎにつばめ)

柳と燕の取り合わせ。どちらも春の訪れを告げるものとして、よく一緒に描かれてきました。

二つの問い

柳の柄にはどんな意味がありますか。

どこへ行っても、根づいてゆけますように。送別や遠くへの引っ越し、海外へ学びに、働きに出る人に。

柳の柄はどこから来ましたか。

柳の木や枝や葉をかたどった柄で、とくに枝の長く垂れるしだれ柳がよく描かれます。中国では、冬の終わりを告げる芽吹きの木で、枝を挿しても根づくほどの強い生命力から、めでたい木とされてきました。