
柄の願い
矢絣
まっすぐ前へ、振り返らずに。
01
由来
矢の端につける羽根を、向きを交互にして並べた柄です。弓を離れた矢は、戻ってきません。そこから、嫁ぐ娘に「出戻らないように」と持たせたといわれてきました。のちには、袴と合わせて学びに向かう若い女性たちに好まれる柄にもなりました。
02
帯の上では
矢絣は、着物に織りや染めで縞のように並ぶことが多く、紫やえんじの色がよく知られています。ここでは、赤と緑と金と白の山形が、矢羽根のように前へ前へと並ぶ一枚です。
03
贈るなら
入学や就職、新しい土地への引っ越しなど、旅立つ人へ。行っておいで、そのまま進んで、と伝える贈り物に。




